CPUのオーバークロックで遊んでみた その1

○その1、Celeron 430編


オーバークロックを試した環境
バラックPC
http://d.hatena.ne.jp/k-na_s/20100405/
これのCPUを Celeron 430 に入れ替えて実験

Intel Celeron 430

動作クロック 1.80GHz
ベースクロック 200MHz
クロック倍率 9倍
FSB 800MHz
L2キャッシュ 512KB
最大動作電圧 1.35V


BIOSはデフォルトの状態
Windows Vistaのサービスで、Superfetch を停止
(止めないとHDDのアクセスが続いて、ベンチマークのスコアが全体的に低下する)
電源管理は バランス



○ベースクロック200MHz、FSB 800MHz、動作クロック 1.8GHz
はい、Celeron 430の標準状態です


続けて、オーバークロック実験へ

○ベースクロック266MHz、FSB 1066MHz、動作クロック 2.4GHz
・BIOSでの設定項目
Advanced → JumperFree Configuration
Ai Overclock Tuner Auto → Manual
FSB Strap to North Bridge Auto → 266MHz
FSB Frequency 200MHz → 266MHz
PCIE Frequency Auto → 100MHz
DRAM Frequency Auto → DDR2-800MHz
HDD以外はベースクロックに比例し、30%ほどの性能UP
○ベースクロック333MHz、FSB 1333MHz、動作クロック 3.0GHz
・BIOSでの設定項目
Advanced → JumperFree Configuration
Ai Overclock Tuner Manual
FSB Strap to North Bridge 266MHz → 333MHz
FSB Frequency 266MHz → 333MHz
PCIE Frequency 100MHz
DRAM Frequency DDR2-800MHz
HDDは相変わらず誤差の範囲内 CPUはベースクロックに比例し性能が25% UP メモリとグラフィック関連は10% UP
○ベースクロック400MHz、FSB 1600MHz、動作クロック 3.6GHz
倍のクロック、無茶です無謀です!

・BIOSでの設定項目
Advanced → JumperFree Configuration
Ai Overclock Tuner Manual
FSB Strap to North Bridge 333MHz → 400MHz
FSB Frequency 333MHz → 400MHz
PCIE Frequency 100MHz
DRAM Frequency DDR2-800MHz
Windows Vistaが起動したところでハングアップしてリセットがかかる 失敗とですorz

○考察
発熱量は 電圧×電圧×動作クロック×CPUの定数 で表わされる
消費電力は発熱量に比例・・・してると思う

安全な実用範囲は、ベースクロック266MHz/FSB 1066MHzになる
ベースクロックを333MHzに上げると、CPUに印加される電圧が最大動作電圧を超えてしまう
定格より高い電圧を印加すると加速劣化試験になってしまい、寿命が短くなってしまうため
あとは発熱も大きくなるとです


追試で収集したデータはまた次回に
ZZZzzz