CPUのオーバークロックで遊んでみた その2

○その2、Celeron 430 試行錯誤編
BIOSCMOSをクリアして初期状態へ戻してから設定
動作クロック 1.8GHz、2.4GHzのときの電圧は、昨日の状態から誤差の範囲内だったのでCPU-Zスクリーンショットは省略




PCI Expressの周波数をいじってみる

○ベースクロック200MHz、FSB 800MHz、動作クロック 1.80GHz
・BIOSでCPUの設定変更、その1
PCIE Frequencyを107MHzにしてみる
Advanced → JumperFree Configuration
Ai Overclock Tuner Auto → Manual
FSB Strap to North Bridge Auto → 200MHz
FSB Frequency 200MHz
PCIE Frequency Auto → 107MHz
DRAM Frequency Auto → DDR2-800MHz
誤差の範囲です ・BIOSでCPUの設定変更 その2 PCIE Frequencyを110MHzにしてみる Advanced → JumperFree Configuration
Ai Overclock Tuner Manual
FSB Strap to North Bridge 200MHz
FSB Frequency 200MHz
PCIE Frequency 107MHz → 110MHz
DRAM Frequency DDR2-800MHz
ベンチマークGPUに負荷がかかるとフリーズ、電源落ち ついでにオンボードNICが安定せず、リンクアップしてもパケット転送がされないから外部にアクセス出来ない

○考察
PCIE Frequencyを変えてもグラボの性能が上がるわけではない
上げすぎるとオンボードNICが不安定になるから、100MHzに固定がよろしい

○追試
CMOSクリアして再設定
FSB Strap to North Bridgeをいじってみる

○ベースクロック200MHz、FSB 800MHz、動作クロック 1.80GHz

・BIOSでCPUの設定変更 その1
Advanced → JumperFree Configuration
Ai Overclock Tuner Auto → Manual
FSB Strap to North Bridge Auto → 266MHz
FSB Frequency 200MHz
PCIE Frequency Auto → 100MHz
DRAM Frequency Auto → DDR2-802MHz
昨日の、動作クロック 1.8GHz と比較しても誤差の範囲内という結果 CPU-Zでメモリのクロックは400.5MHzと出てるけど、これは内部クロックなので正常 (外部クロックは、内部クロックを2倍したクロックを使っている) ・BIOSでCPUの設定変更 その2 Advanced → JumperFree Configuration
Ai Overclock Tuner Manual
FSB Strap to North Bridge 266MHz → 333MHz
FSB Frequency 200MHz
PCIE Frequency 100MHz
DRAM Frequency DDR2-802MHz → DDR2-640MHz
FSB Strap to North Bridge を333MHzに上げると、DRAM Frequencyは最大でも 640MHzまでしか設定できず しかし、実際の内部クロックは321.2MHzで稼働している 標準設定との性能の差は誤差の範囲 ・BIOSでCPUの設定変更 その3 Advanced → JumperFree Configuration
Ai Overclock Tuner Manual
FSB Strap to North Bridge 333MHz → 400MHz
FSB Frequency 200MHz
PCIE Frequency 100MHz
DRAM Frequency DDR2-640MHz → DDR2-600MHz
FSB Strap to North Bridge を400MHzに上げると、DRAM Frequency で最大でも 600MHzまでしか設定できず しかし、実際の内部クロックは333.8MHzで稼働している なぜだか、メモリのベンチマークスコアが低下している

○考察
FSB Strap to North Bridgeを上げてもFSB Frequencyが200MHzのままでは、動作クロックに変化が無いために性能の向上は見られない


メモリの動作クロックは、FSBクロックを基に対比で作られる
FSB Strap to North Bridgeを変更することで、メモリに設定できる対比が変わる
ここではDDR2-800なので 800MHzに一番近いクロックが自動的に使われたらしい


オーバークロックの限界は次回に持ち越し
ZZZzzz